絶望

妊娠9週目の最中つわりが軽くなったことを私は何も疑問視せず、ラッキー♪今回のつわりは少し早く終わったな、などと思う程度でした。

後に激しい後悔に襲われ、失意のどん底に突き落とされることになるとはこの時は予想もしていませんでした。

10週目に突入し、私はいつもの産婦人科を訪れました。長男を妊娠していた頃からの見慣れた院内。見知った顔ぶれの看護師さん達。笑顔で迎えてくれる先生。

私はこの日のことを一生忘れられないと思います。

いつものように診察が始まり、私は我が子の成長を見られることを期待していました。

突如無口になる先生。不思議に思った私はモニター画面に目を向けると、そこに映っていたのは既に人の形をした我が子でした。ただ、前回と違いぐったりとしていて動きが無い

そして先生が口を開いた。

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